21年間ありがとう。サッカー日本代表の躍進に大きく貢献した三都主選手が帰国

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サントス・アレサンドロ(三都主アレサンドロ、愛称はアレックス)選手はキャップ数82(歴代6位)と、とても多く選出された元サッカー日本代表選手です。左ウィングバック、攻撃的MF、フォワード、センターハーフ、左サイドバックと多くのポジションで活躍しました。今回、契約満了によりFC岐阜を退団しました。その後はブラジルに帰国することにしているそうです。

サントス・アレサンドロ選手は1994年、明徳義塾高校にサッカー留学で訪日、1997年に清水エスパルスに正式入団、1999年には史上最年少の22歳でJリーグMVPを獲得しました。

2001年11月12日、帰化申請が認められ、日本名「三都主アレサンドロ」となり、2002年に日韓W杯に日本代表として選出されると、その後は代表として選出されるようになります。

しかしサイドバックとして起用されたり、なかなかフィットできず苦労する面もありました。ですが、2006年W杯後のオシムジャパンでは本来の攻撃的な位置で起用され活躍しました。

「FC岐阜サポーターの皆さん、岐阜県民の皆さん、FC岐阜在籍中はたくさんの応援・サポートをありがとうございました。1年間という短い間でしたが、熱い応援の中でプレーでき、とても充実した一年でした。途中ケガをしてしまい、チームに迷惑をかけ、自分自身も悔しい思いをしました。もっとチームに貢献したかったという心残りはありますが、これからもFC岐阜がもっともっと成長していくことに期待しています。明後日、ブラジルに帰ります。21年間遠くで見守ってくれていた両親の近くでサッカーをすることができたらいいなと思っています。新たな生活をスタートさせます。どうか皆さんお元気で…。」

FC岐阜オフィシャルサイト ーより引用

代表での起用方法は彼の活躍できる形ではないことが多く、活躍の機会は多くは得られませんでしたが、彼の飛び抜けたプレーは国民からは常に期待されていたことは間違いないでしょう。

21年前、日本を選んでくれてありがとう、そして日本代表に希望を与えてくれてありがとう!お疲れ様でした!

出典
FC岐阜オフィシャルサイト
club-football-uni.seesaa.net/