ガラスは液体じゃないかも!?ガラスが固体であることを示す有力な証拠が見つかる

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ガラスが固体であることを示す有力な証拠を発見したと京都大学の研究チームが発表しました。

通常の感覚で言えば固体とは固いもので、液体は水のような形状をしているものという認識ですよね。ガラスもこの感覚で言えば固体のように思えます。

液体と固体の定義

科学的に言うと、液体は分子が不規則に並んでいて分子が移動しています。分子が移動することで流動的な形状になります。そして固体は分子が規則的に並んでいて分子の移動が行われません。分子が移動できないので固定的な形状になります。

ですが、ガラスは分子が不規則に並んでいます。この状態は通常は液体なのです。このため、ガラスは固まった状態でも液体であると分類されていました。ただし、この言い分には少々無理があるので、固体や液体という言い方ではなく、ガラス状という言い方が最近ではされてきました。

京都大学の研究チームの発表

ガラスが確かに固体であることを示す有力な証拠を発見したことをニュースサイト「財経新聞」が報じています。研究チームは「分子が正二十面体などの特定の幾何学的構造になっていること」を発見したとのことです。これは、ガラスが固体であることを示す有力な証拠ということになるそうです。

Twitterの反応

Twitterに投稿された反応は以下のような感じです。液体だという説を知らない人も結構いるようで、今回の研究の前提に対して驚いている様子の反応も目立ちます。

しかし、今回は固体である可能性を示唆できただけなようで、ガラスが固体と認められるまでは時間がかかりそうです。

出典
財経新聞
Twitter 1234567