色鉛筆で描かれた絵が写真のようだと話題!リアルすぎる描写をする驚きの描画方法

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色鉛筆画家 林亮太さんの作品が、写真と見間違うほどだと各メディアに取り上げられ、話題になっています。これから紹介する作品は、全て色鉛筆で描かれたもの。写真ではありません。

「水音 中野区新井」

水の表現が印象的な作品です。

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「古いタンクのある風景 南房総市岩井」

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「小さなつづら折り 和光市南」

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「静寂 新宿区内藤町」

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驚愕の画法

なにより、すごいのはその書き方。なんとこれらの絵を書くのに1本200円ほどのどこでも売っている色鉛筆を15色ほどしか使わないそうです。元々、グラフィックデザイナーである林さんは、描く色を考える時にCMYB(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)というプリンターに出力する際の色の考え方をするそうです。

このCMYBが紙にどうでるのかを考えて色を塗り、何色も重ねて塗ったあとから表面の色を削るという方法をとっています。この方法だとある程度の色の重ね具合によっていくらでも色の表現ができるということです。

コンピュータ上だと数値で色の強さを入力するだけですが、これを実際に絵の上で表現するのは並大抵の技術ではありません。色の組み合わせで出る色を把握し、それをどのような順番で塗り合わせるとどうなるかということを完全に理解しているんですね。

この方法で書いているので、上記の絵の緑の葉をつけた木を描くのに、青と黒と黄色を使っていて緑を使わないで描いているのだとか。スゴすぎる!

出典
HAYASHI DESIGNFacebook@ryota884