2008年12月にライブドアニュース（ニュースソースは「The Guardian」）で報じられた舞台劇の自殺シーンがナイフをすり返られたために、リアルな自殺シーンとなってしまったというニュースが話題となっています。
The Guardianによると、役者のダニエル・ホエヴェル氏30才の首からあふれ出る血を見て、観客は特殊効果と演技だと思って拍手喝さいをしたと言います。
舞台の最終幕の自殺シーンで首を切るシーンだったのですが、最後の挨拶になっても彼が立ち上がらず、そこでようやく何かがおかしいと周囲も気づきました。
現在警察では事故と事件の両面で捜査中で、他の役者や舞台裏へ入ることができた者を尋問しているそうです。
幸い多量の出血にもかかわらず、ナイフの傷が頚動脈をそれていたため一命はとりとめた模様です。
処置にあたった医師は、あと少しでも傷が深かったら危なかったと伝えています。
現在確かなことは何もわかっていませんが、噂が噂を呼び、ライバルの嫉妬心の犠牲になったなど噂が飛び交っているようです。
治療を受けたホエヴェル氏は、舞台は続けるとの意思を示し、包帯を首に巻いて出演するそうです。
※その後、劇場側はキャストやスタッフに取り調べがあったことを否定し、観客からの拍手も誇張であると発表しているようです。
Twitterの反応
演劇で小道具のナイフが本物にすり替えられ、本当の自殺シーンに #ldnews http://t.co/5Zsh31A7u4"
演劇はリアリティを求めるのであって、（極論だけど）リアルを求めたらこういう事件につながるのかもしれない。役者さんが死ななかったことが不幸中の幸いなのかな。
— 自警団長@椎田 守 (@kietahithuzi) 2015, 3月 2
夏色の1回目でこんなシーンをやりましたがまさか現実で起こるとは……。びっくり。
http://t.co/X7SgIVlXuE
— 原田直樹 (夏色プリズム) (@naokick_com) 2015, 3月 2
リアル『金田一少年の事件簿』！！十年前に失踪した劇団員が書いた呪いの戯曲とか上演したのでしょうか……“@sakaguchitappei: 演劇で小道具のナイフが本物にすり替えられ、本当の自殺シーンに #ldnews http://t.co/NGVqqhecok”
— 美貴ヲ(プリンレディ) (@mikiwo65) 2015, 3月 2
何、このコナンが現実に起こりましたみたいな事件！？ http://t.co/gxMIHXctpb
— 植松 俊 (@ShunUematsu) 2015, 3月 2
どこのミステリー小説！ RT @mime1166 演劇で小道具のナイフが本物にすり替えられ、本当の自殺シーンに #ldnews http://t.co/DWbddAjrhd
— 吉永美和子 (@Yoshine_A) 2015, 3月 3
サスペンス・ドラマのような現実（ほんとう）の話… http://t.co/4mrIT9ov5x “演劇で小道具のナイフを掏り替えられる”
— おとぎ (@marchenbild) 2015, 3月 3
6年も前のニュースが今になって話題となった経緯は不明ですが、本当にフィクションを実践してしまう犯罪者がいるんですね…。
