1707年に既にあったなんて!メールの『Re:』はReplyやResponseの略ではなかった

おもしろかったら友だちとシェアしよう!

電子メールに返信するとメーラーが自動的に件名の先頭に付加する『Re:』ですが、なんと発祥は1707年にさかのぼるとか。

元々は、英語圏において文通の返信の表現として用いられていたという記録が1707年のオックスフォード英語辞典に残っていることから、それよりも古い時代から用いられていたのではないかと考えられる。英語圏のビジネスレターなどでは、現在も「…について」の意味で表題に用いられることがある。

Wikipedia Re: ーより引用

メールでの意味は『返信』で間違いないものの本来の意味は『…について』だったんです!

さらにWikipediaでは語源がラテン語であるとの言及がされています。

RFC2822には、ラテン語の「res」という語が語源で「…について」という意味であると記述されており、responseやreply、refer to、returnの略とはされていない。

Wikipedia Re: ーより引用

これはインターネットプロトコル仕様の定義書的文書として広く知られているRFCの記載をソースとされています。

string “Re: ” (from the Latin “res”, in the matter of)

IETF RFC 2822 ーより引用

ニュアンス的には確かに『…についての返信』ですからどちらで解釈されても間違いではないですよね。

出典
Wikipedia