なぜ、いまさら!?空間用虫よけ剤大手4社に景品表示法違反で措置命令

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消費者庁は大日本除虫菊、フマキラー、アース製薬、興和の空間用虫よけ剤大手4社に景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出す検討をしているそうです。

対象の製品は玄関やベランダなどにつるしたり、置いたりするタイプの虫よけ剤で、風通しがよい場所では成分が空気中に残りにくく、各社が「簡単虫よけ」などと商品や広告に表示していることなどが優良誤認にあたるとのこと。

措置命令によっては、広告表示などを変更する必要があるそうです。

なぜいまさら?

そもそも、この種類の商品は空間に設置するという形状であるために、消費者の期待はそんなに高くないはずで、効果が表示ほどなくてもそんなに気にされるものでもないと思います。それでも対象の4社の製品の中には発売から50年を超えるものもあり、使用者からは一定の満足感を得られているはずです。

もちろん過剰な広告表示はいいこととは言えませんが、内々に警告を通知し、表示を変えさせればよいのではないかと思います。

人体に有害だとか、詐欺にあたるといった内容ならともかく、このような報道が流れることは情報の誤認を招くことによってメーカーは消費者からの信頼を損ないかねないので、消費者庁は報道にこのような情報が流れないよう情報管理を徹底するべきなのでは…?

出典
朝日新聞デジタル