音楽CD業界に復調の兆し!?Appleの無料デジタル配信が貢献

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5億人のiTunesユーザーに無料配信が行われたアイルランドのロックバンドU2のニューアルバム。全世界で2600万回ダウンロードされAppleとCD会社に多くの利益をもたらしました。

多くの無料視聴者がいた一方で、Appleで無料配布したバージョンには含まれなかった10曲のボーナストラックを含むCD版が予約だけで7万枚の売上げを記録しました。

過去にもJAY-Zが2013年7月に5日前にデジタル配信した後に発売されたアルバムは初週で52万8000枚の売上を記録、ビヨンセもiTunes先行リリースで37万4000枚という売上を記録しています。

今回のキャンペーンを「2600万ダウンロード」という数値をもとにBillboard誌の試算によるとユニバーサルミュージックには5200万ドルほどの利益が、U2側には約500万ドルほどのロイヤリティ収入があると推測されています。

デジタル配信するとCDが売れないわけではなく、個人で聞ければいい程度のものはデジタルで、他人にも聞かせたいと思えるものは汎用性の高いCDでということだと思います。

デジタル配信で聞いていても本当に良い物はやっぱり形あるCDで持ちたいですよね。

出典
billboard